グリーンネイルの薬の名前をご存じですか。皮膚科(病院)で抗生剤を処方してもらう他にもアマゾンや楽天、薬局などで市販薬を買う方法もあります。グリーンネイルの治療薬の名前を皮膚科(病院)処方される抗生剤と、薬局やアマゾン、楽天で購入できる市販薬に分けて紹介します。

グリーンネイルはなぜ起こる?その原因とは

出典:http://www.teikyo-u.ac.jp/timm/research/r05.html?page=research

グリーンネイルとは緑膿菌が爪に繁殖し、爪が緑色に変色してしまう症状のことを言いす。

緑膿菌は地球上の至る所に生息する細菌です。じめじめと湿った温かい環境で活性化して菌が繁殖し、ピオシアニンやピオベルジンといった緑色の色素を産生します。

緑膿菌が産生するこれらの緑色色素が爪に移って変色し、グリーンネイルとして症状に現れるのです。

 

緑膿菌は普段人間の皮膚の上に付着していたとしても、感染したり健康状態に影響するような悪さをする菌ではありません。

しかし、寝たきりの高齢者や免疫力が著しく低下している人などに感染すると、緑膿菌感染症となり敗血症や呼吸器感染など重篤な疾患を引き起こすこともあります。

どんな人がグリーンネイルになるの?

グリーンネイルになりやすい原因は大きくわけて2つあります。

  1. 緑膿菌がそれ単体で繁殖している場合:ネイルアートをする機会が多い人
  2. 原疾患の二次感染で緑膿菌が繁殖している場合:爪水虫や爪カンジダ症に感染している人

それぞれどのようなメカニズムでグリーンネイルになるのでしょうか。

①緑膿菌がそれ単体で繁殖している場合

出典:https://5-starz.com

ネイルアートをする機会が多い人がこのタイプに当てはまります。

ネイルアートをする人の約6割がグリーンネイル予備軍と言われるほど、グリーンネイルになるリスクを持っています。

 

その原因はジェルネイルやスカルプなどと自爪の隙間です。

ジェルネイルは、自爪の上にジェルを塗り、紫外線で硬化させることで自爪と接着させます。しかし、爪が生えていくにつれて、または爪への衝撃などによって、ジェルネイルが自爪からはがれてしまい、浮いてきてしまいます。

この自爪とジェルの隙間は温かく湿気などが多い環境。まさに緑膿菌が大好きな場所です。

ジェルネイルが浮いた状態のまま放置してしまうことによって、緑膿菌が繁殖し、爪を緑色に変色させてしまうのです

②原疾患の二次感染で緑膿菌が繁殖している場合

出典:http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20140620/183902/

爪水虫爪カンジダ症といった爪の疾患がある場合、グリーンネイルを併発する可能性があります。

爪水虫は白癬菌という真菌が爪のたんぱく質を栄養源として感染する病気です。最初は痛みや痒みがなく爪が白~黄色に変色する症状ですが、重症化すると爪がぼろぼろとかけてしまったり、変形して痛みのために歩行困難となってしまうほどの症状を呈します。

また爪カンジダ症は、カンジダ菌が爪の内部に寄生し爪の炎症や変形が起こる病気です。

これらの病気によって傷ついた爪に緑膿菌が繁殖することで、グリーンネイルを併発してしまう場合があります。

病院(皮膚科)受診して薬局で処方されるグリーンネイルの薬とは?抗生剤や抗真菌薬はどんな名前?

①緑膿菌がそれ単体で繫殖している場合のグリーンネイルの治療薬

出典:https://nikibi-zero.jp/archives/1010

グリーンネイルは基本的に薬などをしようせずとも治る症状です。

というのも、緑膿菌が繁殖し緑色の色素により爪は緑色に変色しますが、緑膿菌自体は流水で洗い流すことができます。

手指をきれいに洗い流してからよく乾燥させることが一番の治療となります。

 

しかし、グリーンネイルが進行していたり、妊娠中などで心配だという場合は皮膚科受診して薬を処方してもらうと安心して治療に臨めるかと思います。

そのような場合に病院で処方される薬は主に抗菌剤(抗生剤)の塗り薬です。代表的なものにゲンタシン軟膏があります。

② 爪水虫と併発したグリーンネイルの治療薬

爪水虫で傷ついている爪に緑膿菌が感染してグリーンネイルとなってしまった場合、まずは爪水虫の治療を行います。

爪水虫がよくなるとグリーンネイルも並行してよくなっていきます。

爪水虫の病院での治療は以下の3つです。

  • 内服薬治療(飲み薬)
  • 外用薬治療(塗り薬)
  • レーザー治療

この中でも保険適応で行うことができ薬が処方されるのは内服薬治療と外用薬治療です。どのような薬が処方されるかご紹介します。

内服薬治療(飲み薬)

イトリゾールカプセル50㎎

爪水虫治療の内服薬は「イトリゾールカプセル」「ラミシール錠」が処方されます。どちらも抗真菌薬ですが、内服方法が異なります。

イトリゾールカプセルは、パルス療法と呼ばれ、1週間継続して内服し3週間休む、というサイクルを3回繰り返す方法で内服します。

一方でラミシールは1日1回の服用を6ヶ月継続して行います。

 

これらの内服薬治療は爪水虫の第一選択の治療法ですが、副作用が多いという問題点があります。

そのため、高齢者の方や多剤併用している方、妊娠中の方、肝機能が低下している方などは内服薬治療を行えない可能性があります。

外用薬治療(塗り薬)

クレナフィン爪外用液10%
クレナフィン爪外用液10%

第一選択である内服薬治療が適用されない場合、外用薬治療を行います。

薬の種類としては「クレナフィン」「ルコナック」の2種類があります。

 

飲み薬に比べてこちらは副作用が少ないため、高齢者や妊娠中の方でも安心して使用することができます。

③ 爪カンジダ症と併発したグリーンネイルの治療薬

ニゾラールクリーム2%

爪カンジダ症になって爪が傷ついているところに緑膿菌が繁殖してグリーンネイルになってしまった場合も、まずは爪カンジダ症の治療を優先して行います。爪カンジダがよくなることで、グリーンネイルもよくなっていきます。

 

爪カンジダ症の治療は塗り薬が第一選択となります。処方される塗り薬は「ニゾラール」「ルリコン」「アスタット」「アトラント」などです。

症状の程度によって「イトリゾール」などの飲み薬を処方されることもありますが、こちらも爪水虫の治療同様に副作用に注意して行う必要があります。

薬局や楽天、アマゾンなど、市販されているグリーンネイルの薬とは?

病院での処方薬の他に、グリーンネイルに効果があると口コミで話題の製品を紹介します。

クリアネイルショット

「クリアネイルショット」は2016年に販売が開始された爪専用ジェルです。

竹酢液(ちくさくえき)やティーツリー、レモンツリーが配合されており、これらは主に爪水虫に効果があるとされる成分です。

殺菌・防菌効果により爪の清潔を保つことができるため、緑膿菌対策としても期待でき、グリーンネイルにもよいと口コミで人気があります。

 

もちろん副作用の心配がないので、妊娠中や薬を沢山内服している方でも使用できます。

また、爪水虫と併発したグリーンネイルの方もクリアネイルショットを使用することで原疾患の改善が見込めます。

 

現在楽天でも購入が可能ですが、公式サイトからの購入の方が安く購入することができます。

2017年㋅現在では、アマゾンでの購入はできないようでした。

こちらをクリック!→クリアネイルショット公式HP

 

Dr. G‘s クリアネイル

ネイルサロンを中心にグリーンネイルに効くと口コミで話題なのが「Dr.G’sクリアネイル」です。

もともとはアメリカでグリーンネイルに効果があるとネイルサロンで販売されていました。その後爪水虫にも効果があることがわかり、現在はアメリカの薬局でも販売されるようになりました。

日本では専用公式サイトを通じて購入が可能です。爪の浸透に関しての特許を持っており、アメリカでのグリーンネイルの治療薬としては非常に有名な商品です。(日本でも普通に薬局で販売してほしいところですが、日本ではグリーンネイルに関しての市販薬はほとんど販売されていません。)

公式サイトの他に、楽天やアマゾンでも購入できますが、非正規品の場合もあるため公式サイトを利用するのがよいと思います。

 

こちらをクリック!→爪水虫用塗り薬「Dr.G’s クリアネイル」公式HP

 

まとめ

グリーンネイルの治療薬についてご紹介しました。

グリーンネイルと一言にいっても、原因によって治療薬はことなることが分かりました。

どういうタイプのグリーンネイルかを見極めて、適切な処方薬・市販薬で治療を進めてくださいね。